セール中は多くの店舗がセール価格になっているので、商品単価だけ下がって、結局売り上げもそこまで伸びなかった…という経験ありませんか?
確かに価格だけ下げても、競合が増えてきたので以前のように売り上げを伸ばすことは難しくなりました。
しかし、販売数を増やす対策をとることで売り上げは伸ばせます!
今回はセール時の売り上げをアップさせる方法をご紹介します。
セールのメリット、デメリット
セールはお得感があるだけではなく、時間や数量が限定されていることでお客様は購買意欲が刺激されるので、
今買わないともったいない!
この値段ならあともうひとつ買ってみようかな…
これくらいの値段の物だったら試してもいいかも…
という気持ちになります。
セールには商品単価が下がってしまうことで利益も下がってしまうというデメリットがありますが、集客効果というメリットがあり、売り上げを大きく伸ばすことができます。
ではどのような対策をとればいいのでしょうか?
それはターゲットに合わせたセールをすることです!
ターゲットに合わせたセール
ネットショップを利用する時間帯は人それぞれ異なります。
例えばOLさんはランチの時間や仕事終わり、主婦の方だと子どもが学校へ行って、家事がひと段落した後などさまざま。
そこで、OL向けの商品を扱っている店舗さんは18時過ぎから、主婦向けの商品を扱っている店舗さんは10時過ぎからというように、それぞれのターゲットに合わせた時間にセールを実施しましょう。
では自分の店舗のお客様にはどういった層が多く、どの時間帯にネットショップを利用していることが多いのか分析してみましょう。
データ分析方法
楽天のRMSには各種データ分析ツールが提供されています。
自分の店舗で購入しているお客様の男女比や、年代を調べたい場合は、「店舗全体アクセス数」を調べてみましょう。
RMSメインメニュー> データ分析> アクセス分析> 店舗全体アクセス数
左の円グラフでは男性よりも女性の割合が多く、右の円グラフでは40代、30代の順に多いことがわかり、ここから一番多い客層は主婦であると予想することができます。
次に、自分の店舗では何時にアクセスが多いのか調べたい場合は、「時間帯別アクセス数」を調べてみましょう。
RMSメインメニュー > データ分析 > アクセス分析 > 時間帯別アクセス数
1.グラフの表示
時間帯別のアクセス数およびアクセス人数が折れ線グラフで表示されます。
全平均、平日平均、土日平均でアクセス数の表示切替が可能です。
2.時間帯
0時台から23時台まで、1時間ごとに区分しています。
3.アクセス数
ページが見られた回数です。
1人が5ページ見たら5、5人が1ページずつ見ても5と数えます。
4.アクセス人数
ページにアクセスした人数です。
1人が5ページ見たら1、5人が1ページずつ見たら5と数えます。
アクセスが多い時間帯や、平日と土日でのアクセスの違いなどから、ユーザー層やユーザーの行動を分析できます。
ターゲットに合わせてセールを実施することで、効率よくお客様を獲得し、売り逃しを減らすことができるので、売り上げアップが期待できます!
セール実施のコツ
自分の店舗のお客様の層やアクセス時間などが把握できたら、そのターゲットに合わせた時間帯にセールを実施します。
そしてターゲットのお客様におすすめしたい商品を、セールの時間に合わせて販売しましょう。
例えばOLさんがターゲットであれば18時~24時限定で、主婦の方がターゲットであれば10時~16時限定でそれぞれにおすすめしたい商品のセールを行います。
ここでポイントなのが、実店舗がセール時に目玉商品を店頭の一番目立つ場所に並べるように、ネットショップでも同じようにお客様に目玉商品をアピールすることです。
そこで便利なシステム、ウルトラASPの「手間なしスライドバナー」と「ウルトラショーケース」をご紹介します。
・手間なしスライドバナー
ウルトラASP管理画面より登録したバナー画像を、スライド形式で表示するシステムです。
バナーごとにタイマー設定をすれば、セール時間に合わせて、バナーを表示することができます。
・ウルトラショーケース
キーワードやカテゴリで、商品を抽出し表示するシステムです。
セール商品のみを表示することができます。
便利な活用例
では、使い方の一例をご紹介します。
まずは、セール用の商品を用意します。
元商品をコピーして価格や販売期間を設定しましょう。
この際、商品名に【タイムセール】など、共通の文言を入れておきます。
ウルトラショーケース管理画面より、【タイムセール】のキーワードで抽出した商品が表示される設定を作ります。
表示形式は「ウィンドーショッピング」がおすすめです。
設定したウルトラショーケースのタグを出力し、セール用の楽天GOLDやカテゴリーページに設置します。
これで、セール会場ページの用意ができました。
次に、セール期間などを記載したバナーを用意します。
手間なしイベントバナーに、用意したバナーを設定します。
この際、表示する時間をセール時間に合わせて設定します。
これで、セールの時間になるとセール用のバナーが表示され、ターゲットとなるお客様をセール会場にご案内することができます!
この他にも、賑わい感を演出するツールを多数提供しております。
よろしければこちらをご覧ください。
さいごに…
いかがでしたでしょうか?
以上がセール時の売り上げを上げる方法でした。
さらに、セールが終わった後も売り上げを伸ばしていくために、セール商品を購入した新規のお客様にリピーターになってもらいましょう。
そのために効果的な方法は、クーポンです!
新規のお客様にはクーポンなど、お得な特典をプレゼントしましょう。
そうすることで次回も来店される確率が高まり、セール時以外の売り上げアップも期待できます。
リピーターを増やすためのツールも提供していますので、ご興味ございましたらこちらをご覧ください。
これらの方法を活用して、どんどん売り上げアップしていきましょう!