今回は「マネジャーの最も大切な仕事について」という本を読んだので、内容や感想をまとめていきます。
なぜ読もうと思ったか
モチベーション管理に関して、最近難しいと感じる時があり、悩むことがありました。
出社していた頃は、同じ空間で複数人で仕事している状況により、モチベーションに波があったとしても、ある程度引っ張ってもらっていた部分はあったと今ではそう思います。
つまり、自分は周囲の環境に依存した形でモチベーションが変動してしまう悪い部分があり、どんな環境であれ一定のパフォーマンスが出せるよう自分のモチベーションをコントロールする術を身に着ける必要性を感じました。
今回読んだ本は、マネジメントする上で、部下のモチベーション管理に関する方法について述べれらた本ですが、自分自身のモチベーション管理にも適用できると感じたため、選びました。
本書内容まとめ
- 心理学研究によると、パフォーマンスに影響を与えると言われる3つの主要なプロセスが存在する。「認識」「感情」「モチベーション」これらが相互作用している
- 職場で何らかの出来事がある度に、上記のプロセス内で相互作用しながら処理され、その人のパフォーマンスに反映される
- このプロセスが好循環になると、創造性や生産性が高まる
- このプロセスを好循環にする効果があるものがいくつかあるが、最も効果があるのが、進捗となる出来事が頻繁にあること
感想
何より重要なことは、自分にとって意味のある仕事が、毎日進捗があることを実感すること
どんな仕事であれ、上手くいかない、進捗が止まってしまう仕事に携わっていると、ストレスはたまるし、やる気は減少していきます。
裏を返せばどんな仕事でも、進捗があるものであれば、達成感を感じやすく成長を実感できるので、精神的に良い状態になると感じました。そのためにも進捗状態を可視化して、達成感を得やすい環境を自ら準備することも大事だと感じました。
悪い状態の時は、主要プロセスの状態を自己分析してみるはアリ
個人的な目的として、精神的に良い状態で働くというのを、再現性高く行いたいので、出来事や自分の思っていることを、パフォーマンスにおける主要プロセスの観点から整理してみるのは良いかもしれません。また、そういう観点から、日記をつけてみるのも良いかもしれないですね。
まとめ
自分自身の、働く上での精神状態を良いものにするという目的で、とても参考になりました。
当然、本タイトルの通り、部下のパフォーマンス向上に関しても参考になると思いますので、マネジメントする方におすすめです。