ここ最近は暑い日が続いて、すっかり気候は真夏になりました。
夏には夏にしかできないいろんなイベントがありますが、みなさんの『夏といえば』はなんでしょうか?
夏はお盆など長期のお休みがあったりするので、四季の中でも思い出がつくりやすい季節ですよね。
わたしの『夏といえば』は、花火 です!
小さいころから花火は大好きで、よく花火大会も観に行っていました。
迫力のある火花のキラキラ感や、線香花火などの風情がある儚さも花火の好きなところです。
しかしこのご時世、大規模な花火大会はどこも中止になってしまうもので、大きな打ち上げ花火を見る機会は減ってしまいました。
そんな時は、やっぱりおうちで花火にかぎりますね。花火を見なきゃ夏ははじまらないです。
毎年のように必ず手持ち花火を買っていますが、最近では、梅雨明けすぐの夏のはじめ頃と、涼しくなってきた夏の終わり頃の年2回に分けて花火をやるのが自分のなかで定番になっています。
あまり大きな花火や音物花火は自宅ではできず、ねずみ花火などの動く花火も少々怖いので、いつも基本の手持ち花火を好んで選んでいます。
そんなかんじで、今年もさっそく花火で夏をはじめようと思います。
なにかの儀式でも始まりそうな雰囲気になりましたが、こちらはキャンドルを散らした様子です。
手持ち花火に付属されるろうそくは細くてなんだか心もとないのでキャンドルを使うことに。
これは火が消えてもすぐ別のところから火を使えるよう考案したセッティングなのですが、それでも結局開始早々半分くらいは消えてしまいました…。次回はきちんと、バケツ付きで風を防止できるろうそくを用意することにします。
バケツに水も溜めて準備万端で、さっそく花火を点火します!
こちらは すすき花火です。
これは持ち手花火の中でも多く入っている定番中の定番! すすきのように、細長い線状の火花が勢いよく出てくるのが特徴です。ころころ変色して光るものも楽しいですね。
燃え方が強く、煙がすごいので風下に向かって持つのがポイントです。
続いて、こちらはスパーク花火です。
線香花火を派手にしたような火花の散り方が特徴的です。スパークと言う名前のとおり、バチバチと火花を散らすように元気に燃えます。
変色したりはしませんが、すすきよりは長くもちますし、火花も眩しく派手できれいなので個人的には一番好きな手持ち花火です!
ひととおりいろんな手持ち花火で遊んでからの、クライマックスには噴出花火です!
点火すると、少しずつ火花が昇ってきて、周りでたくさん小さい花火たちが上がります。
最近は大きな打ち上げ花火をなかなか観に行くことはできませんが、こうしておうち花火でも小さい打ち上げ花火をたくさん観れたので大満足でした。
②松葉 バチバチ燃える ③柳 火花が細くなる
最後はやっぱり線香花火!手持ち花火の締めくくりはこれに尽きますね。
線香花火は、火をつけてから火の玉が落ちて消えるまでの間に、短い時間の中で火花が4段階も変化して燃えるそうです。
①牡丹 ・・・燃えはじめ
↓
②松葉 ・・・バチバチと火花が激しく散る
↓
③柳 ・・・勢いが少し弱くなり、細長い火花が下に伸びる
↓
④散り菊 ・・・細かい火花が落ちる
呼び名はいろいろあるようですが、花や木でたとえられているのが素敵ですね。燃えている間のその一瞬に、起承転結があります。線香花火はまさに人生。
線香花火の平均燃焼時間は、およそ40秒だそうです。なかには、線香花火の燃焼時間を競う大会も開催されていたりと、おうちでもよくみんなで長さを競ったりすると思いますが、やはり線香花火をやるからには長く楽しみたいものですよね。
ちなみに今年の線香花火対決は、わたしの線香花火はあっさり最初に火種が落ちて負けてしまいました。
これは花火を終えてから調べたことなのですが、線香花火を長持ちさせる秘訣として、どうやら斜め45度に持つと効果的なのだとか。全然知らなかった…。次回はこれを実践して勝ちにいきたいと思います。