こんにちは、グリニッジのホアンです。
久しぶりにブログを更新しました。
8月に約3年半ぶりのベトナムへ帰省しました。
今回はベトナム帰省での印象について共有させていただきます。
まずベトナムに入国する時、新型コロナウイルスのPCR検査やワクチン接種証明書などが不要なのでスムーズに入国できて、良かったです。
第一印象はコロナ前のように正常な生活が戻ってきて、町中でマスクをしていない人が多かったです。
ちなみに9月26日にはベトナム国内で感染者1432人が新たに確認されて、死者はいませんでした。
次に驚いたことは物価が上昇していることです。
ベトナムの通貨ドン(ベトナムドン、VNDとも言う)の為替レートは、1円=170ドンとなっています。(2022年9月26日現在)
下記は参考の値段です。
フォー(ベトナムの代表的な食べ物)(1杯)185~433円
ガソリン(1L) 148~155円
タバコ(マルボロ:1箱) 185~247円
卵(1個)19~31円
数年前ベトナムの物価はだいたい日本の物価の1/3だと思いましたが、段々日本に近づいてきました。
もちろん熱帯の国なので、野菜や果物などまだ安い物も沢山あります。
成長するGrab(グラブ)
一方、生活面で、Grabのサービスに大きな展開がありました。
Grab(グラブ)とは、元々はマレーシアを拠点にサービスを開始し、東南アジア各国に拡大した自動車配車アプリですが、現在ベトナム生活に不可欠のサービスとなってきました。
当初は自動車配車サービスだけでしたが、現在バイク「Grab Bike」や食事の配達「Grab Food」やバイクで荷物を送る(Grab Delivery)など、様々な便利なサービスが出来てきました。
私も数回Grab Deliveryを利用してみましたが、距離はだいたい5kmぐらいで約250円。
すぐ荷物を送ってくれて、助かりました。
そして、3年半ぶりのホーチミン市も、新しい高いビルや橋などが出来ていて、経済が発展していることを感じました。
ちなみに、英系ファンド運用会社ビナキャピタルにより、ベトナムの経済展望に対する楽観的な見方と、株価が今後上昇していくとの見通しを示し、2020年代のベトナム経済は、その後数十年にわたるグローバルバリューチェーンへのつながりを始めた1970年代日本経済との相似性があると評価しました。
なお、ベトナムの国内総生産(GDP)成長予測を大幅に上方修正しており、ベトナムは今年+8%の成長をすると期待する経済専門家も多いです。
ベトナムのオンラインショッピング
経済が発展しているし、若いものが多いし、インターネット利用者も多いため、オンラインショッピングの利用率が伸びています。
EC市場の22年売上高は+20%増の2.35兆円に達する見通しです。
調査により、ベトナムのインターネット利用者は人口の75%、インターネット利用者のうち74.8%がオンラインショッピングを利用しているそうです。
購入が最も多いのは、衣料品・履物・化粧品、家庭用品、IT・電子機器、書籍・花・ギフト、食品などで、注文に使用するデバイスは携帯電話が91%で最も多いです。
市場調査各社は、ベトナムのECは今後も引き続き成長し、2025年に390億USD(約5兆5800億円)規模に到達し、シンガポールと並んで、インドネシアの1040億USD(14兆8700億円)に次ぐASEAN2位になると予想しています。
今回、ベトナムに滞在した時、ベトナム大手通販サイトShopeeでオンラインショッピングを試してみて、スムーズに物を購入できました。
以上が今回のベトナム帰省で、私が感じた変化していることでした。
今後、ベトナムの発展を期待し、いつか弊社のサービスもインドネシアやベトナムなど東南アジア市場へ進出できたら良いなと思っています。