まったく運動していません。
コロナ禍になって運動不足なので、エアロバイクを多少乗るようになりました。
いや、コロナ禍は関係ありませんね、常日頃からの不摂生で体に不調を感じることが多く、なにかしないと、と始めたのがエアロバイクでした。
なにか少しできるようになった気がしていたのかもしれません。
ふと目に止まった
ハーフマラソン参加募集
の文字。
何も考えずに申し込みをしてしまいました。
単純ですね。
ちなみに練習といえるような練習はしていません。
唯一、一週間前に試しと思い、15kmを走ってみたくらいです。
このような短絡的な申し込みからハーフマラソンを走るわけになったのですが、結果的には得られたものが多かった印象です。
しかも仕事、ひいては人生にもつながるのではないかと思った次第です。
目次
目標を立てる
初めてのこと、しかも時間制限ありの中、どんなペースで行くか事前に考えておく必要がありました。
まず自分がどんなペースで走れるのか、それすらも知らなかったので、一週間前に走ってみたのです。
自分が立てたのは制限時間いっぱいの3時間を目標に1km7分台のペース。
実際15kmしか走っていないので、途中ペースが落ちたとしても8分台にまとめ上げればゴールできる計算です。
仕事でも成し遂げたいゴールとなる「目的」を達成するために、「何を」「いつまでに」「どうするか」という「目標」を決めることは大事ですよね。
目的を達成させるためのステップですね。
目標に沿って実行する
試走は1人でした。なので自分が思った動きが取れたのですが、本番は周りにもランナーがたくさんいます。
ペースで大別されているとはいえ、周りの人とまったく同じで並走できるわけではありません。
これが結構キツかった。
みなさん序盤は結構飛ばします。これにつられて自分のペースも上がってしまうのです。
これはいかんと目標のペースに落ち着かせました。
仕事でも会社からの要求や期待が大きかったりして自分のペースを見失ってしまう、なんてことありませんか?
自分で立てた目標に即したペース配分。
マイペースという言葉は取りようによっては相手から遅い、と感じられることもあるかもしれませんが、自分で立てた無理のない目標に沿ったペース、これが大切ではないでしょうか。
想定外を想定する
15kmまでしか走ったことがなかったのでハーフの21kmまでの後半6kmは未知の領域です。
またどこかで足が痛くなる、苦しくなるなどもあるでしょう。
自分はすぐ膝に来てしまうので、それらの限界?が来ても対処できるような準備をしました。
といってもそれは歩いて完走を目指す、です。
また膝のサポーターの準備や、給水所はありますが、念のためのドリンクなど、マラソンでは当然なのかもしれませんが、それらの準備を行いました。
全部が想定通りに運ぶことなどそうそうありません。仕事もそうです。
想定外の防止も大切ですが(リスク管理)、起きたことの対応策を考えておく(危機管理)のは非常に大切です。
決して一人ではない
よくスポーツ選手が言いますよね、「応援のおかげです」と。
これ本当にそう思いました。声援が心強くてやる気が出てくるのです。
またこういったイベントになるとスタッフはもちろん、たくさんのボランティアさん、またコースの住民の皆様など、たくさんの方々の協力なしでは開催できませんね。
自分の仕事も決して一人ではありません。
チームの皆さん、上司、同僚など、大きなハードルにぶつかった際に手を差し伸べてくれる方がいるはずです。
見守ってくれている方、応援してくれる方がいるはずです。
そういう方たちの助けがあって自分も仕事ができるのです。
さらなる改善を目指す
なんとかゴールはしましたし、制限時間以内という最低限の目標は達成できました。
ですが本来立てたペースは途中まで守ることはできたのですが、膝が限界で最後は歩いてしまいました。
次こそは練習を積んで設定ペースで走り切りたいです。
仕事も現状に維持していたら、、、これは言わずともですよね。
結論
どうでしょう。マラソンをするにあたり、仕事との考えに結びつくことが多くありませんか?
目標設定から計画を立てて練習、そしてプランの実行、さらには評価・改善と、まるでマネジメントを行っているようではありませんか?
決して走るだけ、体力の限界への挑戦だけがマラソンではありません。
きっと皆さんもマラソンから仕事に、またはその逆で仕事からマラソンに生かせることがあるかもしれませんよ。