みなさんは「アンガーマネジメント」という言葉を聞いたことはありますか?
「アンガーマネジメント」とは、
怒りのコントロールをすることで、怒りに伴うストレスを減らすことができる手法のことです。
社内研修などでアンガーマネジメントを扱う会社も増えており、近年注目されているメゾットです。
そこで今回は、下記の参考書籍を参考にアンガーマネジメントを習得することで、
できる限りストレスを感じない、ハッピーな毎日を目指すための考え方を学んでいきたいと思います!
1.まず怒りを感じたら
怒りを感じたらまずやることは、下記の通り7つだそうです。
「今」「この場」の怒りを収める7つの対症療法
「アンガーマネジメント超入門「怒り」が消える心のトレーニング」より
1.「6秒ルール」で理性が働くのを待つ
2.「グラウンディング」で関係ないことを考える
3.自分の動作を実況して冷静になる
4.客観的に怒りを「10段階」で評価する
5.「タイムアウト」で立て直しの時間を作る
6.「自分との会話」で頭の中を切り替える
7.真っ白の紙を思い浮かべて「思考停止」する
まずは、「考えない」「頭の中からその出来事をなくす」ことが重要なのだと思いました。
他のことに自分の関心を向けることで怒りを抑えるということですね。
7つの対症療法の中では、個人的には、『1.「6秒ルール」で理性が働くのを待つ』と
『7.真っ白の紙を思い浮かべて「思考停止」する』がすぐに実行しやすそうだなと感じました。
もし怒りを感じてしまったら、心の中で6秒数えて真っ白の紙をただ思い浮かべたいと思います。
あとは、『4.客観的に怒りを「10段階」で評価する』のように、怒りの程度を自分で評価し、
怒りのレベルが低ければ、自分の中で「そんなに怒ることでもなさそうだな」と
自分で冷静さを取り戻せるのではないかと思いました。
2.日頃から意識すること
怒らない自分を作る9つの習慣
「アンガーマネジメント超入門「怒り」が消える心のトレーニング」より
1.ストレス解消の方法を変える
2.笑顔や穏やかな表情を心がける
3.関わる社会を選んで自分に良い制限を課す
4.語彙力を身につけて感情を正確に表現する
5.アンガーログを身に付けてイライラの傾向を知る
6.べきログで自分のコアビリーフを確認する
7.ハッピーログで幸せを自覚する
8.3コラムテクニックで怒りの境界線を広げる
9.「事実」と「思い込み」を切り分けて、余計な怒りをつけ加えない
『2.笑顔や穏やかな表情を心がける』のように、私自身も笑顔でいると
自然と楽しい気持ちになってきたり、反対に悲しい顔や怒った顔をしてしまうと
自然とそういった気持ちになってきてしまうことがあります。
そのため、いつも口角を上げてにこやかで穏やかな表情を意識することで、
自然とハッピーな気持ちになれるのではないかと思いました。
また、「~べき」「~べきでない」という自分の凝り固まった考えとは違う考え方や
やり方に出会ったとき、「許せない→怒り」になってしまうこともあると思います。
自分とは異なる考え方ややり方に遭遇したとしても、自分の考えが、必ずしも誰にとっても
どの場面においても正解とは限らないという考え方を持ち、「そういう考え方もあるんだ」
「○○だからしょうがなかったのかな?」と柔軟な心でまず受け止めることが
大切なのかなと思いました。
さいごに
まず怒りを感じてしまったら、そのことを考えないようにすること、
そもそも、怒りを感じないように表情を意識することと柔軟な考え方を持つことで
ハッピーな毎日を目指していけたらいいなと思います。
学ぶだけでなく、意識的に実践→習得することが大切だと思うので、
日頃から意識していきたいと思います!
「絶対に怒ってはいけない」ということでなく、
怒らなくてもいいことは怒らない方が自分にとっても相手にとっても良いと思います。
もし、どうしても伝えたいことがあるとしたら、感情的に怒るのではなく、
自分の意見と相手の意見のすり合わせをお互いに冷静で穏やかな気持ちで進めていけたら、
お互いの考えを受け止め合うことができ、解決したいこともうまく解決していけるのでは
ないかと思いました。
人の気持ちは伝染していくので、周りにハッピーな人がいれば、ハッピーになりますし、
反対に周りにイライラしている人やイライラ、怒りの感情をあらわにしている人がいると
そういった負の感情も伝染してしまいかねないので、アンガーマネジメントは
自分だけの問題ではないということを意識したいと思います。
なるべく負の感情を持たず、ハッピーに生きたいですね!
書籍の方には他にも「ムダに怒らない人になる心の持ち方」や
「上手な怒り方7つのルール」なども載っているので、もし良ければ見てみてください。