AWS Certified Cloud Practitioner とは
AWSの概念やサービスの基礎的な知識を持っていることを評価する資格です。
AWSの運用・構築にかかわる資格は大きく分けて3種類あり、以下の通りです。
・基礎コース
・アソシエイト
・プロフェッショナル
今回は一番初級である基礎コースの「AWS Certified Cloud Practitioner」認定試験について
実体験をもとにお話しします。
準備
・AWS認定試験用のアカウント作成
https://aws.amazon.com/jp/training/digital/
認定試験を受けるには上記サイトでアカウントを作成する必要があります。
こちらのサイトでは有料ではありますが、トレーニング用のコースがあります。
何から学習していいかわからない方は利用してみるとよいでしょう。
・試験スケジュールの設定
AWSはテストセンターでの受験以外に、OnVUEというサービスを利用して、
受験することができます。
OnVUEでの注意点は後述します。
スケジュールの設定時に支払いが発生しますが、
空いている日付があれば、追加の支払いの必要なく別日にリスケジューリングすることも可能です。
ただし、受験日当日になってからのリスケジューリングはできませんので
遅くとも前日までには変更しておきましょう。
・テスト環境の確認
OnVUEでテストを実施する場合、受験環境が整っているか確認をあらかじめ実施します。
当日までに登録したメールアドレス宛に案内が送られます。
当日になって慌てることがないためにも早めに実施しましょう。
当日の流れ
ここでは私が実際にOnVUEで受験したときの当日の流れを説明します。
・ログイン
指定された時間までにログインを行い待機します。
・受験環境確認
OnVUEの場合自宅で受験するため、受験環境が適切かチェックが行われます。
実施方法としてはオペレーターとビデオ通話を行い、指示に従って身の回りをカメラで映します。
基本的な注意点は以下です。
・手の届く範囲に物がないこと
・不要なモニター類が映っていないこと
デバイス上の不正ツールはあらかじめ指定のアプリケーション実施時に検知されますので、
基本的な確認観点は物理的なものです。
手の届く範囲は体感ですが厳しめなので、受験前に徹底的に掃除、
不要なものの取り外しを行いましょう。
モニターについてはパソコンから外しておきつつ、タオルをかぶせておきましょう。
こちらの環境確認が人力なので、テスト開始時刻は遅れると思っていてください。
・受験
これまでの学習の成果を発揮しましょう!
ひっかけ問題もあるので慎重に答えましょう!
・アンケート
受験後にはアンケートの回答が求められます。
確か学習時間だったりを聞かれた気がします。
・結果発表
オンライン受験のため、合否はすぐに画面上に表示されます。
勉強法
私が利用した書籍は以下です。
・徹底攻略 AWS認定 クラウドプラクティショナー教科書
基礎から学ぶことができるのでクラウドとは?セキュリティとは?という方におすすめです。
・AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集
通勤時にさっと学習できるのでおすすめです。
私の場合はAmazon Unlimited会員なので無料だったのも選定した理由です。
問題の難易度的にはこの問題集より若干試験のほうが難しい気がします。
最後に
流れとしてはこのように進んでいきます。
基礎と言いつつ、前述のようにひっかけ問題が多く出ます。
最後まで油断せずに見直しをしましょう。