最近読んだ小説の話です。
カミュの「ペスト」
これは、アルジェリアでペストが流行したときの医師の話を中心に街の様子を描いた作品なのですが・・・・。
なんというか、、今の世界の状況と重なる部分が多く感じてしまいます。
最初は、ネズミの死骸が増えるところから静かに話は始まります。
そこから、だんだんと人に広がっていき、蔓延。そして収束に向かいます。
その中で、様々な登場人物が、病気や死や人に対して、様々な考えを語り、それぞれの考えで向き合います。
とても考えさせられる内容でした。
難解な部分もありますが、今の時代に是非読んでほしい一冊です。