今回は「マーケティング」「広告」という類を通ってこなかった私が
とても「へー!」となり、興味をそそられたお話を私なりの解釈でつづりたいと思います。
主観にはなりますので、その道のプロの方は「そうじゃないなぁ」という部分があっても
ご容赦いただけると幸いです。
まずきっかけは、社内の活動の一環として「らくらく在庫」という商材のポスターを
作成するにあたってデザインを考案すべく社内でミーティングを行ったことでした。
私の中のイメージのポスターは「興味を持たせるキャッチコピーが重要」という考えでした。
ですが、制作担当の方と話し、それだけではないことを学びました。
ターゲットを絞る
ポスターを目にする方全体に向けたキャッチコピーに偏ると
本当に刺さってほしい層へのアプローチが薄くなってしまうそうです。
例えば、弊社のらくらく在庫を例題にすれば
A:在庫システムの導入を検討しているがまだ迷っている方
B:在庫システム導入の必要性を感じていない方
上記でもデザインや印象のつけ方が変化するとのことでした。
なにか目的を達成するためにはまずはターゲット層を決めて、
その層に向けたアプローチを行うことが重要だとまずひとつ学びました。
ターゲットに向けた印象操作
上記で表記したパターンを例題に、デザインの考案方法を聞きました。
例えばAのターゲット層に向けたものであれば
検討している気持ちを後押しするような
導入後の明るい展望を意識するようなハッピーな印象を持つ、デザインが効果的だそうです。
確かに悩んでいる時に「導入したらこんなに素敵な未来がある!」という印象を持てば、
興味をそそられますよね。
次にBのターゲット層に向けたものであれば
このまま導入しないとこんなことになるかも…という
いわば恐怖心から問題を意識するような必要性の印象を持つデザインが効果的だそうです。
確かに問題に気付いていない人に「こんな風になれますよ!」と伝えても、
「うちは必要ないしなぁ」という結果になってしまいそうですよね。
それよりは「このままだともしかしてうちも大変なのかな?」と意識してもらって、
初めて興味を持ってもらえそうな気がします。
ポスターデザインの重要性
商材そのものに興味を持ってもらえるようなキャッチコピー、
それだけでは例えば歩きながら立ち止まることはなく、
デザインで印象付け、「自分に当てはまるかも?」と思ってもらうこと
これが重要であり、そのためにもデザインというのはとても重要であることを学びました。
デザインの方向性ひとつで印象が変わり、
更にターゲット層も変わるのは驚きと共に関心してしまいました。
私はサポートを行っているので、実際にデザインなどの業務を行うことはないのですが、
今回のプロジェクトに参加し、実際に制作と話して
学んだこと、知ったことがとても興味深かったので、今後もしタイミングがあれば、
そういった内容のプロジェクトにも積極的に参加したいと思いました。
自身の所属している内容の業務以外にも触れ、
挑戦の機会を与えてもらえるのはグリニッジのいいところだと思うので、
存分にそのチャンスを活かして自身のスキルアップや、
視野を広げることに活用していきたいと思います。