振り返り手法

こんにちは。

現在、スクラムでの開発を本格的に始めようとしています。
スクラムでは、チームが継続的に振り返りを行います。

一度、別件でFun/Done/Learnでの振り返りを行いました。

感情に基づいている部分もあり、はじめての振り返り手法としては入りやすかったです。
しかし、何がDoneで何がLearnなのか、Fun/Done/Learnの分け方が難しく感じました。

もちろん、DoneでありLearnでもあると重なっているのもOKなのですが、分け方が曖昧でわかりづらいです。
実際、Fun/Done/Learnは次への生かし方が難しい手法のようです。

振り返り手法は他にもたくさんあるので調べてみました!
今後、やってみたい面白そうな振り返り手法を紹介いたします。

KPT法

Keep、Problem、Tryの頭文字でKPT法です。



Keep
うまくいったことや今後も継続すること
Problem
うまくいかなかったことや今後はやめた方がいいこと
Try
今後実施していくべき行動策

Fun/Done/Learnと違う点として、Keep、Problem、Tryが明確に分かれている点がいいと思いました、

物事をはっきり分けられる分、問題もはっきりわかっていくのは魅力的です。
そこですぐに問題解決に移りたくなってしまいますが、あくまで振り返りの場のため、趣旨がずれないように気をつけなくてはいけません。

象、死んだ魚、嘔吐

物騒な名前の通り、うまくいっていないこと・ネガティブなことを発信する振り返り手法です。


見て見ぬふりをしてきた問題。触れてはいけないとされてきたこと。いわゆる暗黙の了解。
部屋の中に象がいるのに誰もそれを口にしないthe elephant in the roomという慣用句から。

死んだ魚
放置しておくとまずい問題

嘔吐
今まで話せていなかったこと。いわゆるぶっちゃけ

雰囲気が重く発言しにくいチームや、関係性がまだできていないチームで有効な振り返りです。

さいごに

すこし調べただけで、たくさんの振り返り手法が出てきます。
いろいろ試行錯誤して、その状況でベストなものを見つけたいです!

お問い合わせ

サービスに関するご相談やご質問などこちらからお問い合わせください。

03-55107260

受付時間 10:00〜17:00