「インフレ目標」は2%

空前の値上げラッシュなんですかね。いろいろなものが値上がりしますね。
ガソリン  ハイオク199円 レギュラー 188円 (; ・`д・´) 
・ポテトチップス  ( 一一)
・マクドナルド   (*_*)   
・スシロー     ('Д')    
車、毎日乗らないですけど、ポテチ、毎日食べないですけど、マック、スシロー、月1回行くか行かないかくらいですが、値上がってる感をメチャメチャ 実感しますね。ガソリンにおいては、18歳で免許取得して車に乗ってますが、今が一番高いんじゃないかと。。リッター89円 とかが懐かしいですね。

2023年1月から7月までの約半年で値上げされた食品が30000品目を超えたことが、帝国データバンクの調べで分かりました。これはインフレの兆候なんですかね。
そもそも日本にインフレ目標があって 2%なんですね。

■そもそもインフレ目標を定める目的は何なのか

インフレ目標とは、物価について「上昇率を年間で何%にするか」という数値目標を定めることをいいます。物価のコントロールは中央銀行(日本の場合は日本銀行)の主な役割のひとつで、インフレ目標を定めることで国内経済全体の進むべき方向が明確になり、目標に照準を合わせた政策が実行しやすくなる。

なぜ「2%」の物価上昇を目指すのか
(1)物価の安定
(2)物価指数による特性 —消費者物価指数の上方バイアス—
(3)金利引き下げ余地の確保 —いわゆる「のりしろ」—
(4)グローバル・スタンダード

・・・・・よくわからないですね。 。

そこで西村 本読みました。

■なぜ「インフレ目標2%」なのか

わかりました。

日銀はこれまで「インフレ目標2%」という数字を掲げています。
2%とという数字はもちろん根拠のある数字でインフレ率が上がるということは、簡単にいうと景気が良くなるということで、物価が上がり、結果 インフレ率も高くなる。 また景気が良くなれば、雇用も増える。つまりインフレ率が上がれば 物価が上がり、逆に失業率が下がることになる。

■POINT

インフレ率と失業率

この2つを同時に考えることが経済においては非常に重要であるようです。
このとき知っておきたいのが物価と失業率の関係を示すフィリップス曲線

■フィリップス曲線

インフレ率が低い(物価が安い) < 失業率が高い
インフレ率が高い(物価が高い) > 失業率が低い

物価が低いとき、つまり、インフレ率が低いとき失業率は高くなる。
逆に物価が上がっているとき、つまりインフレ率が高いとき、これは景気が良いということなので、
失業率は低くなる。物価と失業率における反比例の関係性が重要であるが、もう1つ重要なのでは、
フィリップス曲線で 失業率は0にならないということ。 失業率が下がるのには限度がある。
インフレ率をあげていけば失業率が下がるのだが、ゼロまでは下がらない。
ある一定の数値まで下がったら、インフレ率がいくら上がろうとも、失業率の数字は下げ止まったまま変わらないという点はどの国でも共通のようです。
この現象を NAIRU (Non-Accelerating Infiation Rate of Unemployment)と呼びます。
日常使いませんが メモってください。

■結論

日本では、もっとも失業率が低くなるときで、2.5% くらになるとされています。
2.5% で失業率は下げ止まり、景気もそれ以上は良くならない。 それなのに
物価ばかりが上がるというのは問題なのでインフレ率をさらに上げる必要はないようです。

では失業率が2.5% 近くまで下がっとき、インフレ率は何%になるのか。
これが 目標となる 2%であるようです。

「インフレ目標2%」という数字はここからきていて、失業率が下限に達するときの物価上昇率の推計値が 2%という意味のようです。
失業率が下限になるまでは 金融緩和 (ゼロ金利等の政策)を続けるのがセオリーのようです。

ただいまの物価上昇は、景気が良いというものではなく、資源価格の高騰と急速に進んだ円安が影響したもので、その影響が薄まるのはもう少し先のようですが、バブル景気 味わってみたいですね。

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