日本語のアクセントについて

1.日本語は難しい

「世界で一番難しい言語は?」
その質問をChatGPTに聞いてみたら下記の答えをもらいました。
「「世界で一番難しい言語」という評価は主観的であり、言語学者や言語学習者の間でも異なる意見があります。言語の難易度は、話者の母語や学習者の背景にも依存します。
ただし、いくつかの言語は、異なる言語学習者にとって普遍的に難しいとされています。
たとえば、フィンランド語やハンガリー語は、その複雑な文法構造や単語の形態論的な特徴から、多くの人にとって難解な言語と見なされています。
また、中国語(特に漢字)、アラビア語、日本語などは、異なる文字体系や独特な音韻構造が学習者にとって挑戦となることがあります。
ただし、どの言語も十分な学習と実践によってマスターできる可能性があり、言語学習の難しさは主観的な要素も含んでいます。」

また、Tandemという外国語学習サイトの学生アンケートにより、難しい言語ランキングは下記のようです。
1.中国語
2.アラビア語
3.日本語
4.ロシア語
5.ドイツ語
6.韓国語
7.ヒンディー語
8.ハンガリー語
9.フィンランド語
10.ポーランド語

世界の学習者は日本語を難しいと評価しています。
日本語の難しさは文法や漢字やカタカナなど複数面がありますが、アクセントも結構難しいかと思っています。

2.日本語アクセントについて

日本語のアクセントは、英語のアクセントと同じように、アクセントがどこにあるかは単語によって違います。そのため、外国人 は、単語のアクセントを1つ1つ覚えるしかないという性質のものです。
しかし、これまでの日本語 教育の中では、アクセントはあまり教えられてきませんでした。
良く経験したのはアクセントが違うと話したい言葉の意味が違って、相手は違う意味を聞き取りしてしまいました。
例えば、「私は柿が好きです。」と話したかったのですが、柿の発音でアクセントが前にすると、カキ(牡蠣)の意味になってしまいました。

最近、アクセントを意識して話したいので、アクセントについて調べてみました。
アクセントの型は、平板式と起伏式に分かれています。
平板式はアクセントの核がないものです。
平板式の型は平板型の一種類のみです。平板型は、第1拍が低くて、それ以降はその後の助詞なども含めてすべて高いというものです。

起伏式はアクセントの核があるものです。尾高型、頭高型、中高型の3つに分かれています。
ちなみに、現代の日本語は、アクセントの平板化が進んでいると言われています。
以前は、以下に述べる起伏型だったものが、どんどん平板型に変わっていくというものです。
アクセントの平板化でよく例に出される例は、「としょかん(図書館)」です。
「としょかん(図書館)」は、「としょかん」と「低高低低」のアクセントだったのですが、
最近は「としょかん」と、平板型の「低高高高」で発音し、最初の「と」のみ低く発音する人も増えているそうです。

3.アクセントを勉強するツールの紹介

正しいアクセントを勉強するためには、単語のアクセントを1つ1つ覚えるしかないかと思います。
従来のテレビやラジオなどの聞き取り手法でアクセントを覚えて勉強していますが、ここ最近はEdgeブラウザの読み上げ機能を利用して、アクセントを勉強しています。
Edgeはブラウザなので、そのままニュースのサイトを開けたり、PDFファイルも開けるため、様々な資料を読み上げることができます。
資料の最初からや指定する部分だけで読み上げて、複数音声も選択できるので、結構役に立つ機能です。

日本語だけではなく、たくさん言語がサポートされています。
もちろん、英語の勉強にも役に立つだと思うので、みなさん、英語の勉強などで利用してみてください。

4.最後に

今後、アクセントを意識して、正しく発音したいと思います。
また、ツールなども利用して、効率的にスキルをアップしたいです。

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