デザイナーにデザインを作ってもらったのに、
思い通りにいかなかったということはありませんか?
私自身、依頼する側とされる側という両方の立場があるので
今回はそんな経験から依頼するときに気を付けたいポイントをまとめてみました。
依頼するときのポイント
1.目的やターゲットを明確にする
「イベントのバナーを作ってほしい」だけでは、
デザイナーがどんなデザインにすべきか判断しづらいです。
目的やターゲットを具体的に伝えることで、デザインの方向性がしっかり定まります。
× 「イベントのバナーを作ってほしい」
○ 「30代女性向けのオンラインイベント参加者を増やすためのバナーを作りたい」
2.参考にしたいデザインの資料を準備する
すべておまかせでお願いしてしまうとデザイナーとの認識にズレが生じてしまいます。
希望するデザインの雰囲気、使用したい色などを具体的に伝えることで、
イメージに近いデザインを仕上げてもらえます。
× 「センスにおまかせします」
○ 「このサービスの雰囲気に近いデザインで、オレンジを基調にしたい」
3.締め切りを明確にする
「できるだけ早く」という曖昧な表現ではなく、「〇日までに初稿提出」など、
具体的な期限を伝えることで、スケジュールの調整がしやすくなります。
また、納品形式を伝えておくとスムーズです。
× 「なるはやでお願いします」
○ 「〇日までに初校をお願いします。〇日にデータ納品してほしい」
修正するときのポイント
具体的なフィードバックをする
デザインは1回の依頼でイメージ通りのものが出来上がることは少ないです。
修正を依頼するときは、具体的に感じた印象をフィードバックをすることで
修正の方向性が明確になり、やり直しが少ないです。
× 「イメージが違うので工夫してほしいです」
○ 「色合いが暗く感じる」「文字が読みづらい」
デザイン制作依頼フォーマット
今までの内容を踏まえてデザイン依頼をスムーズに進めるために、
項目と例文を作成してみました。
この項目を書き出してみると自分の中で整理できるので
ぜひ実践してみてください!
- 制作物概要:バナー制作2種
- デザインの目的:勉強会の告知と知識や交流を深める場所なのを伝えたい
- ターゲット:EC運営者/40代以上/男性
- 参考デザイン:赤系で賑やかな印象/サイトのデザインを参考
- 使用媒体:サイト/SNS
- サイズ:H250×W300px
- 納品形式:PNG
- スケジュール:デザイン提出〇月〇日/最終納品〇月〇日
まとめ
デザイン依頼は、デザイナーにおまかせではなく、
「どんなデザインが欲しいのか」を伝えることがポイントです。
分からないときはデザイナーに相談してみるのも重要です。
一緒に理想のデザインを作っていけるといいですね。