こんにちは。グリニッジ最年長SE、小泉です。
前回の投稿からだいぶ日が経ちネタが溜まっているので、今回もまた巷で話題(?)になった記事をピックアップしてゆきます。
まずは軽い話題から。
大人になると鉛筆を使う機会が少なくなりますが、誰もが小さくなった鉛筆をどうしようかと迷った経験があると思います。古くから柄を延長するホルダーもありますが、あれは鉛筆削り機が使えないんですよね。
この方法ならバッチリ。すばらしい発想です!むしろ高度な木工技術を持つ日本に今まで無かったのが不思議です。
次はちょっと怖い話。
USBポートに挿し込み数秒でPCに遠隔操作可能なバックドアを仕掛けてDNSまで書き換えてしまうハッキングデバイス「USBdriveby」
クワバラクワバラ…。さらに恐ろしいのは表面化したこのデバイスが同様の多くのデバイスの一例にすぎないであろうということです。
むやみやたらにUSB製品をPCに繋ぐのは危ないです。気をつけましょう。
気を取り直してIT企業らしい話を。
フリーで形態素解析やひらがな化のAPIが利用できる時代になったんですね。
「形態素解析」というのは、文章を解析してその文章の意味するところを汲み取る技術です。
「ひらがな化」は文字通り、漢字を含む文章をすべてひらがなに開く仕組み。
両方を駆使すると複雑な文章を表現豊かに読み上げるようなことも可能で、ロボットや音声自動応答などの分野で重要な技術なのです。
たとえばこんなサービスも形態素解析などの技術を利用して作られています。
Google検索で表示される「もしかして…」に匹敵するサービス。さすが日本語に精通したジャストシステムです。
もう1つITな話題。
弊社でも主力の言語PHP。世の中のWebシステムの4割はPHPで作られていると言われるほど普及している言語ですが、ここ数年、PHPを取り巻く環境が大きく変化してます。
その牽引の一翼をになっているのが記事中でも触れられているFacebookです。Facebookほどの超大規模システムがPHPで稼働している例は少なく、そのため彼らは独自のPHP実行エンジン「HHVM」を開発し、さらにはPHP互換の言語「Hack」まで生み出しました。
このように自社のサービスやシステムのために新たな環境や言語を誕生させる例がここ数年数多くみられます。Googleの「Go言語」、Twitterのフレームワーク「Bootstrap」、Appleの言語「Swift」などなど…。
今後のWeb開発シーンではこれらの環境や言語との向き合い方も問われて行くでしょう。
最後に軽い話題で締めましょう。
密かにオフィスで使いたいと狙っているキーボードです。
旧IBM系のキーボードは「トラックポイント」という真ん中にある赤い奴が特徴で、これがマウス代わりになります。慣れるとこれがとても操作しやすいんです。なんといっても両手をホームポジション動かさずにマウス操作ができるのが最高!
では今回はこれにて。