~Xcodeとは~
アプリの開発は、プログラムを書くだけではできないわけです。
アプリをiPhone上で動作させるには、 プログラムをコンピュータが理解できる形式に変換する必要があります。 それだけでなく、アプリが使う画像や音声素材の管理、アプリが想定通りに動作するかの確認や、 バグがないかの検証など、さまざまなことが必要となってきます。 Xcodeとは、それらアプリ開発に 必要な作業を「強力に」サポートするツールが入った道具箱のようなものです。
Xcodeで使えるツールは?
■テキストエディタ プログラムを書くために必須のものです。Xcodeのテキストエディタは、ただプログラムを書くだけではなく、 高度な自動入力やプログラム構文の強調(シンタックスハイライトといいます)をしてくれるため、効率良くプログラムすることができます。
■インターフェースビルダー ボタンやスイッチなどの部品をドラッグ&ドロップしていくことで、 プログラムを1行も書くことなくアプリの見た目を作ることができます。
■デバッガ プログラムの動作に問題がないか、プログラムの実行途中で動作を止めて中の状態を確認できたりします。
■コンパイラ ボタン1つであなたが書いたプログラムをコンピュータが理解できる形式に変換してくれます。
■iOSシミュレータ 実際のiPhone端末そっくりの動作をする「シミュレータ」をPC上に立ち上げ、アプリの動作を確認することができます。
ここに挙げた他にも、多くの便利機能があるので、まずは必須の標準機能の使い方を覚えてから 少しずつ他の機能にチャレンジしていくと良いかもです。