『ざっくりわかるファイナンス』『まんがで身につくファイナンス』読みました

以前ご紹介した『2025年を制覇する破壊的企業』という本において、2025年の未来を生き抜くために必要な5つのスキルのひとつとして「ファイナンス」があげられておりました。

生き抜くために必要だと書かれている以上、ファイナンスを勉強しなくてはと思い、アマゾンにて書籍をいろいろ物色しておりましたら、そういえば、以前ファイナンスの本を紹介されて買ってみたものの、挫折していたことを思いだしました。
本棚を探ると、その時に購入した本『ざっくりわかるファイナンス』が見つかりましたので、まずはこの本に改めて挑戦してみることに。

ファイナンスとは、ひとことでいうと「企業価値の最大化」と書かれております。
また、会計は利益を扱い、ファイナンスはキャッシュを扱う、そして、会計は時間軸が過去を向いており、ファイナンスは未来を向いている、なんてことも書かれています。

私も日々の仕事においては、会社の損益計算書、貸借対照表を見ておりますが、会計の知識の方が身についているのでしょう。
『ざっくりわかるファイナンス』を読み進め、いろいろと学ぶことが多そうではあるのですが、しかしながらに書かれている内容はなかなか頭に入ってきません。

アマゾンのページを眺めていると、著者の石野雄一氏が『まんがで身につくファイナンス』という本も出していることを知りました。
まんがでも何でも、まずはファイナンスの概要を知るのが大切だろうと、先にこちらを読んでみることにしました。

まんがで身につく、とは言いつつ文章も結構な量があり、内容も簡単ではありませんでしたが、ストーリー仕立てで順を追って述べられているので、さすがにこちらは途中で挫折することもなく読了。ファイナンスの本当の基礎のところは理解することができました。

改めて『ざっくりわかるファイナンス』を読み進めてみたところ、同じ著者ということもあり、まんがを思い浮かべながら読むことができ、ようやく最後まで読み終えることができました。
・新規事業を考える際の投資判断の決定プロセス
・負債の節税効果
・最適な資本構成
などなど、興味をひかれた点もいくつもありました。

「売上と利益を見ているだけでは全く役に立たない。キャッシュフローが一番大事」という原則をはじめ、ファイナンスの知識は、意思決定の際に非常に有効に使えるツールである気がしております。
一度読んだだけでは消化しきれないので、この2冊は、何度か読み直して学びを深めていこうと思いました。

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