6月5日より本日まで、品川では品川神社の例大祭が行われています。
時おり神輿の祭囃子が聞こえてきて、お祭りムードな休日の中でこのブログを書いています。
思い返すと、数年前に、息子がこの品川神社のお祭りの出店でメダカすくいをして数匹のメダカを持ち帰ってきたのが我が家のメガカ飼育の始まり。
それ以来、何度か絶滅して買い足したりしながらも数年メダカを飼育中。
そんなメダカは春が産卵の季節。
今年は、5月頃からメスのメダカが朝、卵を20個ほどお腹につけて泳いでいる姿を目にするようになりました。
そのまま放置してもよいのですが、孵化する様子を観察するには、卵を採取してメダカとは隔離するのが一番です。
上の写真に卵が映っているのがわかるでしょうか。
赤く丸を付けたところがメダカの卵です。
直径は1ミリ程度です。
産卵してから数日経過しているので、もう目ができてきています。
孵化が近づいてくると、時おり、卵の中でくるっと回る姿も見られるようになります。
メダカは延べ250度で孵化するといわれます。
水温が25度ならば10日で孵化するといった具合です。
メダカを孵化させるのに一番の敵は水カビです。
卵が新鮮な水に常にさらされていないと卵のまわりをうっすらと白い綿みたいなものが付き始めて、それで卵が呼吸できなくなり死んでしまいます。
それを防ぐために我が家ではミナミヌマエビという小さなエビに卵の見張り番をさせています。
ミナミヌマエビは、水槽につくコケなどを食べて綺麗にしてくれ、メダカとも共存できるので一緒に飼っています。
以前、メダカの卵に水カビが付くと、その水カビも綺麗に食べてくれることを発見しまして、それ以来メダカの卵を隔離したネットの中にミナミヌマエビを一尾投入して孵化まで世話をさせることにしました。
メダカの卵は、割と殻が固いのでミナミヌマエビは食べることができません。
動きがすばっしっこいので、卵を適度に動かして新鮮な水を対流させてくれたりするのも良い点。
そうこうして10日ほど経過すると無事メダカが生まれます。
我が家でも、5月中旬ころより無事メダカが孵化しはじめました。
最初は目を凝らさないと見つけられないくらいですが、徐々に成長して今は全長8ミリ程度になりました。
なかなか写真にうまく写ってくれませんが、元気に泳いでいます。
現在、我が家の水槽ではミナミヌマエビも産卵しまして、そちらも孵化を待っているところ。
ミナミヌマエビは2週間程度で孵化しますので、あと1週間くらいで孵化する見込みです。
ちなみにミナミヌマエビは、孵化するまでお母さんエビがお腹に卵を抱えて過ごします。
生まれたばかりのチビエビはメダカの格好のエサになりますので予め隔離して経過を観察中です。
一番上の写真には、楊貴妃メダカ(オレンジ色)と、白メダカ、そしてみなミナミヌマエビが2尾写っています。