全面的にテレワークを実施することになったときに、電話については新しい方法を模索する必要が出てきました。
ビジネスフォン経由での架電が1回線しかできないこと、会社の電話にかかってきた電話を社員が自宅で受けられないことが問題となりました。
電話アプリを試す
まずは、パソコン上で電話ができるサービスを試してみました。
専用の050から始まる電話番号を方法と、料金は高くなりますが今の会社の電話番号で受け答えできる方法がありました。
すぐにお試しで使えるサービスがありましたので、さっそく試してみました。
実際に導入後にすぐに使えて、パソコン上で入電を受けられ、通話記録や録音も残りましたので、機能としてはかなり良いと感じました。
しかし、実際に電話アプリを試してみたところ、そのアプリは音質に問題があるように感じました。
当社ではお客様とのコミュニケーションの多くが電話であるため、音質が悪く声が聞き取りにくい場合、かなりのコミュニケーションロスとなってしまいます。
結局携帯電話を導入
そこで一応、法人契約の携帯電話を調べてみると上記のアプリと料金もほとんど変わらず使えることがわかりました。
当社では1日に電話を多く掛けるのは限られた社員であるため、電話を多くかける社員とそれ以外にもう一回線あれば 十分 であり、会社のビジネスフォンを経由した電話が使えることから、多くの台数を必要としなかったことも大きな要因だったと思います。
方向性が決まると、家電量販店に行ったり代理店に電話したりして、極力コストを抑えられる形を模索しました。
ただし、日増しに感染拡大が報道される中でスピーディーに利用開始できることも大事でした。
結局、一週間程度はかかりましたが、ガラケーの携帯電話を契約し利用し始めました。
この携帯電話の利用開始をもってテレワークに完全移行できるようになりました。
入電については、以前から利用している電話代行の利用やどうしても出勤する必要がある社員が受ける形で対応しています。