楽天の店舗運営をする中でお客様に情報を伝えたい時、何を使っているでしょうか?
今までであれば、
- 電話
- R-mail(メルマガ)
- サイトに情報を掲載
以上のようなものが主な手段でした。
SNSの普及
現在、LINE@やInstagram、Facebook、TwitterなどのSNSがとても普及しています。そういったことから、企業の顧客獲得は、SNSを活用した施策が主流となってきています。
楽天でも、SNSを活用したい店舗をサポートするサービスである”R-SNS”があります。2018年1月31日には、多くの人がインフラとして利用しているLINE@との連携も発表され、モールとSNSの関係がより密接になっていくことが予想されます。
ということで、今回は楽天市場でSNSを活用する際に必要なR-SNSのサービス概要を中心に書いていきます。
R-SNSとは
R-SNSとは、FacebookやInstagram、LINE@など複数のSNSに出店店舗のアカウントを簡単に開設し、楽天市場での店舗運営に活用できるサービスです。
楽天市場内の店舗ページを通じ、各SNSの友だち・ファンを集め、投稿機能やチャット機能を活用し店舗の新たな情報発信ツールとして活用できます。
料金体系
初期費用は不要です。月額利用料でInstagram・Facebook・LINE@※を使用できます。
月額利用料:3,000円(税別)
システム利用料:ショッピングアプリ経由売上の1.0%(税別)
※LINE@はプランによっては有料です。
※LINE@の有料プランとプランごとの機能についてはこちら
お申込み方法
RMSトップページから、次の手順でお申込みができます。
RMS > コミュニティ > 【1】コミュニティ > 【2】R-SNS > R-SNS利用申込
R-SNSの特徴
その1:Instagram・Facebook・LINE@が使用可能
Instagram・Facebook・LINE@のような、利用ユーザーが多く、人気のSNSを楽天市場の店舗運営に活用できます。面倒な申込・申請やアカウント開設、初期設定は楽天が代行するため、R-SNSに申し込むだけで簡単にこれらのSNSを利用できます。
その2:ファン・友だちの獲得
SNSの運用には欠かせない各アカウントのファン・友達の獲得を、楽天市場の店舗ページを通じて行う事が可能※です。 下のイメージのようなバナーがR-SNS加入店舗に配布されます。
※R-SNS経由でお使いのSNS以外のサービスやウェブサイトへの導線は基本的には制限されます。
その3:成功事例・ノウハウの共有
店舗によるSNSの日々のオペレーションに役立つ成功事例やノウハウなど様々な情報を提供。初めてのSNS利用でも安心してスタートができます。
SNSを店舗運営で活用するメリット
検索や広告ではリーチできないユーザー層にアプローチ
検索や広告ではアプローチの難しいR-mailを受信していないユーザーや、楽天市場への訪問頻度が低いユーザー層に訴求できます。
波及効果
リーチしたユーザーを通して、直接的につながりのない層にも波及効果が期待できます。
LINE@による、より親密なコミュニケーションの実現
LINE@で友だち追加したもらったユーザーに対して、店舗側は「メッセージ配信※」や「タイムライン投稿※」を利用してクーポンやセール情報をLINE上に発信したり、トーク画面で個別にやりとりする「1:1トーク機能」で、ユーザーから直接問い合わせを受け付けたりすることが可能です。
※メッセージ配信:LINE@の中で、友だち追加してくれたユーザーに対してメッセージを配信できる機能です。
※タイムライン投稿:自分の近況や誰かに知らせたいことなどを比較的ゆるく共有(投稿)できる場所がホームです。また、ホームに投稿した内容をまとめて時系列(または人気順)で閲覧することができる場所がタイムラインです。つまり、ホームに投稿して、友だちのタイムラインに表示させる機能です。
まとめ
以上、楽天市場でのSNS活用に関して、R-SNSの概要とそのメリットの説明でした。
流入経路として、検索・広告に加え、SNSは非常に重要な経路のひとつです。投稿をこまめに行い、新鮮な情報をユーザーに届けることで、ファン拡大、売上アップにつながります。商品の紹介、キャンペーン案内、店舗運営の裏側などをどんどん投稿してみましょう!
運営のコツはや投稿のノウハウは、無料の動画講座(RUx)や、ポータルサイト等で提供も行われていますので、ぜひ参考にして、SNSを活用してみてください。