前回の成長記インタビューから3か月。いろんな仕事を覚えながら以前よりも本格的に業務に携わり、日々成長し続けている 21年新卒入社の 野口さん に、改めてインタビューを行いました。
この3か月間で、業務を通してたくさんの新しいことを経験したようで、今回は、グリニッジの一社員として働き始めて体験した出来事から、感じたことや得たもの、入社したばかりの頃と比べてどのような変化があったのか、リモートで行ったインタビューの内容をお届けします。
まずは、雑談しつつ、野口さんの近況などを伺いました。
S.Noguchi
休日の過ごし方について:
休日は、よく出かけています。平日は運動不足が気になるところなので、それを解消するためにも散歩をしています。1時間は絶対に歩くようにしようと心がけていて、たまに電車でちょっと隣町まで出かけたりもしますね。
最近のマイブーム:
納豆を食べることです。定期的に書いている社員ブログの次の内容を考えていたところ、納豆の食べ比べをすることを思いついて。それをきっかけに、最近はひたすら納豆を食べています。
最近気づいた発見なんですけど、納豆を牛丼にかけたら美味しかったです! 大粒より小粒派です。下の写真の4種類のなかでは、左上の「有機そだち」、右下の「くめ納豆」が美味しかったので、おすすめです。
(長岡) ――― 休日は「散歩」、マイブームは「納豆」と、なかなか健康志向な様子の野口さん。私も納豆は好きですが、牛丼にはかけたことなかった…!新情報です。
健康的な野口さんの近況が聞けたところで、さっそく仕事についてもインタビューを始めていきます。
現在の仕事内容について
― 入社して半年が過ぎました。現在はどんな仕事をしていますか?
現在は、開発担当として、ECサイトの表示修正や、システム改修を行っています。
お客様から受けたご依頼から、新しいページを実装したり、現行システムの仕様を変更したり、内容はいろいろあるのですが、徐々に規模の大きいものも担当できるようになってきて、自分の中でできることが増えている実感があります。
また、最近では、弊社サービスをご利用いただいているお客様のサポート対応も、少しずつですが任せてもらえるようになりました。
今まで電話やメール対応の経験があまりなかったのですが、対応の流れからビジネスメールの書き方などの基本をサポートチームの先輩方に教わりました。内容としては、稼働までのサポート、ご質問への回答や案内を行っています。一度自分で回答を考えてメールを作成して、先輩に都度フィードバックをいただいています。
まだまだ対応回数も少なく、先輩の手厚いサポートに助けられてにはなるのですが、少しでもお客様の問題解決の一助になるため日々学んでいます。
あとは、参加しているプロジェクトのなかで、社内で手作業で行っている事務作業部分のシステム化などの開発にも携わっているので、事務作業を行っているチームの業務効率化につなげられたらと思っています。
最近、同期と仕事についての勉強会も始めました。お互いに開発内容を共有したりして、次の対応にも活かせるよう情報共有をしています。今まで時間を取って話すことも少なかったので、コミュニケーションを取れる良い機会として、今後も続けていきたいです。
― 仕事のなかで 嬉しいことや悩み、感じていることを教えてください。
前よりできることが増えたと感じるときは、やっぱり嬉しいですね。前にやったことが次の仕事で活きるというのを少しずつでも感じるようになってきました。できることが増えていろいろと任せていただく仕事の幅が広がり、そのぶん期待に応えたいという気持ちが強くあります。
悩みは、どんどんタスクが増えてきたときに、ちょっとパンクしそうになることです。この悩みを先輩に相談したことがあって、やるべきことをリスト化すると良いとアドバイスをいただいたので、実践しています。今優先して何をやるべきなのかが明確になって、整理されるので分かりやすくなり助かっています。
あとは、切り替えが少しずつ上手くできるようになりました。進めていたことがなかなか上手くいかなくなったりしたときに、今まではひたすら悩んでいたのですが、最近は「明日の自分に任せよう!」と思えるようになったんです。上手くいかなかったことを一晩寝かせたら、案外あっさり解決したりするんですよね。
なので、とりあえず思いつくかぎりのことは当日中にやってみて、あとは適度に切り替えるよう心がけています。気持ちの整理もできるし、仕事をするうえで大事だなと改めて気づきました。
― これまでの仕事で、成功体験のエピソードを教えてください。
最近担当したもので、金額計算にかかわるシステムを改修する案件がありました。当初担当する予定だった一部の内容から、仕様の関係で一部だけでなく全体の改修の必要が出てきて、途中からがらっと難しい内容になりました。
完了させるまでの期日がしっかり決まっていたため、当初はこんなに大きい案件がちゃんと自分に対応できるのか、というプレッシャーがありました。
システム全体に影響があるものだったので、詳細の資料を先輩と共有したり、確認を行いながら慎重に改修を進めました。修正をしたらたくさんテストを行って、また修正とテストを繰り返して……。そこで初めて知ることも多く、初めての大きい案件で長い時間をかけていろいろな修正を行いました。
無事に改修が完了して、終わった時に達成感をとても感じました。大変ではありましたが、この件がきっかけで、自分自身スキルアップできたことは感じましたし、乗り越えたことで、自信にもつながりました。今思えば、なかなかできない大きい仕事で、とても貴重な経験でした。この経験は、絶対今後に活きてくると思います。
(長岡) ――― 大きい壁を乗り越えて、自信につながったとのこと。成功体験はきちんと実感することも大事です。できることもどんどん増えているので、いろんな仕事を任せることができるようになり頼もしいばかりです。
社内委員会について
― 社内委員会では、どんなことを行っていますか?
社内委員会は、毎朝 社員全員で朝会を行っているので、その朝会の一か月分の内容を決めています。
私の委員会は、9月分の朝会を担当していたので、8月中にいろいろと委員会メンバーでミーティングを行って内容の決定を行いました。 また、朝会とは別に、社員同士のコミュニケーションを深めるために月一回で開催しているコミュニケーション企画も担当するので、現在はそちらの準備を行っている状況です。
― 現在 委員長を務めている野口さん。委員会の進め方や、工夫していることはありますか?
委員会メンバーは私を含めて4人で、 だいたい週1回くらいでミーティングを行っています。
内容の決定に向けて、最初の段階では 付箋に意見を書いて貼れるオンラインツールを使ってメンバーと共有しながらブレストして、そこから意見をふまえて考えを整理していきました。
工夫としては、次回のミーティングまでにメンバーに意見を募集しておきたいときに、ミーティングの前日までには事前に意見を書いてもらうようにしています。
前日までと期限を決めて意見を出してもらうことで、当日にはミーティングを行う前にメンバーがそれぞれ他の意見にも一度目を通す時間を設けることができ、ミーティングの進行がスムーズになります。
― 担当した朝会について、実際に企画から開催までをやってみてどうでしたか?
朝会は毎日 10分程度の時間の中で何でもしていいとのことで、わりと自由度も高かったので、新たにゲームやクイズ、タイピングなどを取り入れてみました。
内容を決めた流れとしては、まず具体的な案を出す前に、委員会として朝会全体の方向性・コンセプトを決めることにして、どういう朝会にしたいかについて、メンバーで意見を出し合いました。
いろんなアイデアが出たので、そこから具体的な内容を詰めて、頭を使うものであれば脳トレのような頭を柔らかくして考えるクイズ、体を動かすものであればタイピングやラジオ体操など、各コンセプトに沿っていろんな案をメンバーで検討しました。過去やったことがある内容については当時どうだったか、委員会メンバーの先輩からお話が聞けたので、それを参考にしたりもしましたね。
まずは はじめの一週間、実際に進行してみると、クイズを行う際に、リモート会議ツールで部屋割りをする予定だったのですが、朝会の司会と部屋割りを一人で同時に行うのは なかなか難しいということに気づきました。
そこで、一週終わった段階で、メンバーの意見も聞きたかったので委員会で振り返りを行うことにしました。一度やってみないと分からないこともあったので、一週終えてみての所感をそれぞれ話し合い、気づきや問題点があれば対策を考案して、改善につなげていけるようにしていきました。
一か月分の朝会を担当を終えて、楽しかったという感想もたくさんいただけたので、事前にしっかり段階を踏んで準備できたことが、皆さんに朝会を楽しんでいただけたことに繋がったんじゃないかなと思っています。
― 現在はコミュニケーション企画の準備を進めているとのこと。そちらはどのように進めているのでしょうか?
コミュニケーション企画は、毎日10分間で行う朝会とまた違って、月一1時間の時間を使ってできることを考えていかなければならないので、何をするか決める時間をなるべく短くして早めに確定した内容について準備する期間を多めに取りたいと思っていました。
なので、朝会のように順を追ってコンセプトから決めるといった感じだと、何をするか決めるまでに時間がかかりますし、あまり上手くいく感じがしませんでした。
そこで考え方を変えて、まず委員会メンバーの企画に対する考えを聞きたかったので、「譲れないこと」というテーマで意見をあげてもらいました。何かゲームをやりたいのか、トークで会話を楽しみたいのか、ゲームのほうがコミュニケーションは取りやすいけど、ゲームならまずルールは簡単というのは大前提だよね、だとか。
そのあと具体的な案のブレストをすぐ行いました。ブレストの中では具体的なゲーム名等も含めて20案くらい出てきたので、先に出した「譲れないこと」のテーマと照らし合わせて、20案分の付箋を動かしながら図にしてそれぞれの考えや意見を可視化していきました。その図から、メンバー全員の見解に一番合っていた案を採用することにして、今準備をしています。
また、今回こういったプロジェクトのリーダーという経験が初めてなので、なかなか思った通りにいかないこともあるのですが、そうしたときに、ミーティングの基本的な進行の仕方や困ったらどう対処するかなど、プロジェクト進行の経験が豊富な先輩にも教えていただき、委員会をうまく回すために実践しています。
今もコミュニケーション企画の準備でバタバタしていますが、今後、この委員長の経験は他プロジェクトでも参考になりそうだなと思い、考えながら進めています。
委員会自体は、なかなか業務内ではコミュニケーションを取る機会が少ない方とも関わることができますし、みんなで一緒に一つの企画を考えることができるので楽しいです。
(長岡) ――― 委員会を通して、ミーティングの進行やプロジェクトリーダーの経験ができているようです。何事も経験ですからね。朝会は段階的に考えて企画されていたこともあり、社内では好評でした。野口委員長と委員会メンバーが企画するコミュニケーション企画も、社員一同楽しみにしていますよ!
リモートワークについて
― リモートワークが続いてますが、実際の環境や、どんな感じで働いているのか教えてください。
家で仕事をするということなので、やっぱり気持ちの切り替えは大事にしていますね。直前までやっていたことが頭に残ってしまうと、私の中で上手く集中できないときがあるので、サポート対応の集中、開発の集中、と、やることやることで、きちんと切り替えができるように意識しています。
下の写真は実際に仕事をしている机になります。会社支給のノートPCとデスクトップと、あとは目薬をとても使うので、メモと一緒にいつも傍らに置いて仕事をしています。
ちゃんと集中するためにストレッチは毎日していますし、定期的に換気も行います。あとは、集中していると水分補給をすることが忘れがちになるので、お茶をたくさん取りにいきます。(笑)
最近、会社一部負担で仕事用に椅子を購入しました。リモートワークで必要な備品も購入できるのはありがたいです。あとは毎月 エンジニア向けの技術雑誌なども定期購読しているので、最新情報を取り入れたり勉強できる機会を作っていただけています。
(長岡) ――― 集中するためには環境づくりも大事。もちろん水分補給も大事ですよ!リモートワークをするにあたって、会社で備品購入も可能な制度があると、家でも仕事環境を万全に整えることができますね。
今後について
――― 以前と考え方が変わったことや、今後の目標について教えてください。
実際この半年働いてみて、仕事自体は楽しくてやりがいも持てているのですが、「何かやりたいことある?」と先輩に聞かれたときに、まだ先輩方と比べたらほんの少しのことしかできないので、やりたいことを考えることが難しく感じました。でも最近は、まだ具体的には見つからなくても、夢を持って働こうと思いました。
少しずつではありますが、今できることが増えてきて、やっていることも自分の中で明確になってきたので、今後のことも、徐々に具体的に想像できるようになっていけばいいかなと思っています。
また、先輩方といろいろお話しする中で失敗を恐れないことが大事だという話があり、自分も今先輩に見てもらっている間に、いろいろ試してみて、ちゃんと考えて失敗するなら、そんなに恐れることもないのかなという気持ちになりました。
今後の大きな目標は、働いていくなかで人によって得意なことだったり、この人ならこういう経験があるから頼りになるだとか、強みや個性がそれぞれあると思うので、自分も強みを見つけて伸ばして、自分だから任せてもらえたと思えるくらいに、努力や仕事はできるようになっていたいと思っています。
小さい目標は、ちゃんと自分の力だけで解決できる力をつけていくことです。
あとは、自分の先入観だけで突っ走って進めないで、困ったり悩んだりしたらまずはしっかり確認したり相談して、きちんと不明点を解消することでやるべきことを明確にしてから実行に移すようにしたいです。
また、自信がないことでも、自信がないような振る舞いをしないよう気をつけたいです。周りに自信がなさそうだな、と思わせないように、今後は何事も積極的に取り組んでいきたい、というのを目標にしていきたいです。
(長岡) ――― まだ働いて半年ではあるので、今後を見据えたら長い道のりの中たくさん悩むこともあると思いますが、積極的に取り組みたいという目標は素晴らしいですね。次回のインタビューで、この目標は達成できたのか、しっかり振り返りたいと思います!
以上、今回 第2回目のインタビューの内容をお届けしました。
雑談的な雰囲気で、笑いもありつつ、楽しく野口さんのお話を聞くことができました。
今回は、前回よりも具体的な業務内容や、入社後からの変化についての内容でしたが、話の中で、いろんな成長が見受けられて、メンターとしても喜ばしいかぎりです。
今後も、野口さんの活躍に注目しつつ、次回のインタビューまでに、さらに一回りも二回りも成長してくれているであろう野口さんに期待しております!