【スタッフ成長記】2021年度新卒 野口さん インタビュー #03


早いもので、21卒の新卒メンバーがグリニッジに入社して、一年が経ちました。
今期はテレワーク下での初めての新卒社員となり、業務体制が大きく変化するなか指導方法や業務フローなど、いろいろと模索した一年でした。

そうした変化の多い環境下でも、社員間でコミュニケーションを積極的に取りながら、新卒メンバーはグリニッジの一員として懸命に先輩方についていき、日々経験を積んでまいりました。

今回は総まとめとして、21年新卒入社の野口さんに、この一年間を振り返って思うことや、今後の目標についてインタビューを行いました。

  

S.Noguchi

休日の過ごし方について:
映画館に行ったり、ウィンドウショッピングに出かけたりしています。近所にも面白いところがたくさんあるので、散歩が楽しく、休日はよく歩くようにしています。
コロナの影響でしばらく友達とパソコン越しでしか会えなかったのですが、最近は一人暮らしをしている友達の家に遊びにいったりして、徐々に会えるようになってきたので嬉しいです。

最近のマイブーム:
『お醤油屋さんのつけやき』というおせんべいにハマっています。前から好きなお菓子だったんですけど、久しぶりに食べたらすごいハマってしまいました!
八枚入りで、一週間に一袋のペースで食べきっちゃいます。なので、買うときは一度に三袋くらい買いだめしています。それくらい美味しいです。

今年一年を振り返って

― 成長を感じたこと

この仕事にはどのぐらいかかるとか、どのぐらいで終わらせられるとか、事前に想定して、前よりもスケジュール通りに動けるようになりました。
だいたいの大枠のスケジュールを決めることで、それに合わせて時間配分を考えることもできるので、調整する力がついたなと感じます。

あとは、前よりも精神面で気にかけることがなくなりました。仕事でミスしたとき、気持ち的にネガティブになったりしたんですけど、うまくできなかったこととか、落ち込んで悩んでいる時間が勿体ないということにだんだん気づきました。
それからは、気持ち的に割り切れるようなところが増えてきて、気にしすぎないようにすることも、仕事をするうえではとても重要だと思いました。これからもし気持ちの切り替えはうまくコントロールしていきたいところです。

開発の業務では、今後の保守を見据えて処理の汎用化ができるようになったことや、最近はテスト作業にも手ごたえを感じています。
入社した当初はテストケースを考えて作ることに苦労していたのですが、何度もテストケースを作っていろんなパターンを学びました。
ひとつひとつ細かいところまで注意して作成するのは大変ですが、何度も繰り返し作っていくうちに、だんだんテストケースを細かく網羅して仕様書をつくることが得意になってきて、見つけにくい不具合や修正点も自分のテストで発見できるようになりました。

― 苦労したこと

複雑な開発の案件があって、とても苦戦したことです。
その案件とは並行して優先度の高い別の案件が来たり、委員会やサポート対応があったり、タスクが整理できず自分の未熟さが足をひっぱっていました。
複数タスクの進め方が難しくて、並行してうまくやるということができませんでした。
片方に集中しようとするともう片方が進まなかったり、ミスをしたり、その時は全部うまくいっていない気がして、はじめて大きな壁にぶつかったと思いました。

ただ、この失敗がきっかけで、どうすべきか振り返って、いろいろ気づけたこともありました。

まず、スムーズに案件が進まなかった原因として、分からないことがあったとき、自分で考えることに時間をかけすぎて相談することが遅くなってしまうということがありました。
これを改善するために、先輩と週一回の定期MTGを設けて、進捗状況を定期的に確認していただけるようにしました。このサイクルができたことで、長期的な大きい案件を取り組んでいるときも、それまでに質問をまとめて分からないことを相談する、というルーティーンを作ることができました。

また、同期との勉強会も増やして、お互いの仕事内容を共有しあうことで、疑問点を解消できるようにもなりました。

あとは、工数管理をツールを導入したことで、徹底してひとつひとつの仕事にかけている時間を計測するようにしました。
導入してからは、時間をより意識するようになったので、タスクが整理されて仕事の質もあがったように感じます。

失敗から気づけたことを改善して、前より開発スピードも上がった今では、失敗も良い経験になったと思っています。

― 嬉しかったこと

先ほどの苦労したこととつながりますが、失敗を乗り越えて次の案件で活かせたときは、嬉しかったですね。

スケジュールをより細かく立てる、紙に書いて整理したり、分からないことは早めに相談する、丁寧なコーディングを心掛ける、など、前の案件でできなかったことを、次の案件ではちゃんとできるようにするため、細かいところをひとつずつ意識して対応するようにしました。
こうすればもっとよくなるんじゃないかと自分の業務の進め方を考えながら、次の案件でスムーズに開発完了までできた時に、先輩に「前よりまとめられてるね!」と褒めていただいたときは嬉しかったですし、自信につながりました。
ちゃんと失敗と向き合ってよかったな、と思いました。

失敗を経験することは辛いことなんですが、失敗を恐れないで何事もどんどん挑戦していって、もし失敗しても、それを経験としてしっかり次に活かしていくことが大事だと思いました。

最初のインタビューから一年、考え方の変化

― 最初のインタビューから考え方が変わったことはありますか?

なにか大きく考え方が変わったということはありませんが、新しい考え方として加わったのは、情報リテラシーが不十分な方々の立場になることの重要性です。
分からないの方ために自分に何ができるかなど、少しでも分かりやすく改善できることを考えられるようにしたいと思っています。

新しいプロジェクトに携わる際に、まずサポート業務から徐々に行ったのがきっかけで、自分自身も初めて見る画面や操作の方法などで、自分が疑問を感じるということは実際にご利用いただいているお客様も疑問に感じる部分なのではないか、と考えました。
説明文ひとつとっても、操作するときに混乱を招かないよう十分に検討する必要があります。そういった小さなことを気をつけていくことの大切さを実感しています。良いサービスを提供するためにも、細々とした部分もとことん追究して、改善していく必要があると思っています。

また、そのつながりで、開発面から社内での他チームの支え方についても具体的に考えられるようになりました。
社内の動きを見ていると、サポート業務を行っているチームでは、先輩方が社内用に開発したメールにすぐ気づける通知ツールが活用されていて、こうした社内のシステム化がもっとできれば、いろんなチームでの業務効率化につながると思っています。改善できるところが気づけるようになってきたので、社内の業務効率化という観点から、自分に何かできることはないかというところは今後も考えていきたいです。

― 最初のインタビューで掲げた目標に今近づけていますか?

自分は目標を定めたらそれに向かって達成を目指すということが合っているタイプなので、仕事をしていくうえでも、小さい目標をこれからしっかり立てていって、達成に向けて動いていけたらいいなと思います。

【スタッフ成長記】2021年度新卒 野口さん インタビュー #01

目標を定めたら、それに向かって動くという点は、達成に近づけていると感じています。
また、別の少し大きめの目標を立ててもいいのかなと思ってきています。

というのも、仕事をしていると、仕事自体が小さな目標の積み重ねだなと感じたからです。
たとえば、今日はここまでやろうとか、前に指摘されたところを、次は最初から気をつけてやろうとか。
仕事をするなかで、たくさん小さい目標が出てくるんです。
それが分かってきたということも、俯瞰的に見れるようになって少しずつ仕事に慣れてきたのかなと思えるところではあります。

あとは、「目標の目標になってしまってないか」とも思っているので、入社した当初よりも関わる人や仕事が幅広くなってきたので、より具体的でもう少し大きな新しい目標を立てたいと考えています。

「目標を決めてそれに向かって努力できる」というところは、自分の強みだと思っていますし、これからもこの姿勢は大事にしていきたいと思っています。

今後の目標

最後に、野口さんの今後の目標をビシッと掲げてもらいました!

『できることを増やす』

グリニッジは社員数が比較的少なく、そんな中で、ひとりひとりが重要な役割を担っていて、決まったことだけでなく垣根を越えたこともいろいろやっていたりと、一つのことだけをやっている方はいないと感じています。

なので、自分もグリニッジの一員らしく、『自分だから任せてもらえる』という仕事を増やしていきたいと思っています。
そのためにも、まずはもっとたくさんできることを増やしていって、幅広く経験を積み重ねて、自分の役割を見つけていきたいです。

  

メンターより

この一年は、学生から社会人になり、初めての環境で覚えることもたくさんあって大変だったかと思います。
そんな環境下でも、仕事に真摯に取り組む姿勢や対応の丁寧さなど、野口さんの良さを存分に発揮しながら、この一年とてもよい成功体験を積み重ねることができたと思います。

大きな壁にぶつかったという話がありましたが、その後の業務で挽回できたことは、野口さんのすごいところだなと感じています。
誰でも仕事での失敗は起こりえますが、その後立て直すには、原因を明確にし、それを解消するための策を考え、実際に動く力が必要です。
後ろ向きな気持ちで受け止めがちな失敗を、野口さんはしっかり振り返って、改善するために積極的に動いてくれました。
失敗をプラスに、自分の糧にできたことは、ぜひ自信を持ってもらいたいと思います。

掲げてもらった『できることを増やす』という目標をひとつの指針に、二年目となる今年度では、一年目より視野を広げてたくさん新しいことに取り組んで、社内で野口さんの力が発揮できる役割をぜひ見つけてほしいと思います。


野口さんのサポートをこれからも引き続き行いながら、私自身も一緒に成長していきたいです。
この一年間の経験を存分に活かして、今後のさらなる成長と活躍を期待したいと思います!

  

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