使いやすいシステムで、
売れている雰囲気が
手軽に作れる
岐阜市内で健康食品や健康雑貨のオリジナル製品の開発・ 販売を家族経営で行なう。商品の販売はすべてECサイトで行なっているが、商品開発や商品登録に多くの時間を使うためサイト管理を簡単に手間なくできるツールとして、ウルトラASPとらくらくーぽんを利用中。
課 題
- 会社の中で更新作業ができる人間が若杉社長しかいないため、楽天市場のキャンペーンバナー貼り替えの負担がかなり大きかった。
- 若杉社長自身、サイト作成があまり得意ではなく、ツールを使いこなすのが大変で、できていない部分が多い。また家族経営のため、細かい作業にまで手が回らない。
提案・課題プラン
- キャンペーンバナーやランキングなどの更新をウルトラASPで行ない、賑やかな雰囲気を作り、売れている気配を感じさせるページの制作・更新を提案。
- らくらくーぽんの自動フォローメールでレビュー数を増加させ、商品によってフォローメールの内容を変えることでさらにレビュー数を伸ばし、リピーターに対してもフォロー体制を作る。
使用したサービス
- ウルトラASP
- らくらくーぽん
提案者 / 営業部 部長A.Nishimura
負担の大きかったバナーの更新を、
良心的な価格で手軽に自動化
若杉社長がEC業界でやっていこうと思ったきっかけを教えてください。
もともとは岐阜で繊維の縫製の仕事を自営でやっていたのですが、繊維業界もあまり先が見えなくなってきて、ネットに参入してみようと思ったのがきっかけです。最初はヤフオクでした。これなら私みたいな素人でも商売ができるんじゃないかと思って、サプリメントとかを作ってヤフオクで売り出しました。そのあと楽天市場でも売り出したらもっと売れたんで、これはいけると思ったんです。それが2011年の3月、ちょうど10年前ですね。最初は個人事業主で始めて、法人化したのが2014年。まさか自分が起業できるなんて夢にも思ってなかったですし、10年経ってもまだ続いているということがありがたいですね。ネット販売は、個人事業主だと不利な部分も多く、会社名のところに株式会社とかついてる方が信頼感が増す気がしたので法人化しました。
システムを導入しようと思ったのはなぜですか。
ページの更新やバナーの貼り替えが大変だったので、以前、別の会社のシステムで楽天市場のバナーが自動で更新できるっていうのを導入していました。そこのシステムを2〜3年使ってみたのですが、正直、高いなという印象でした。
バナーの貼り替えはやはり大変ですか。
大変です。そんなことをやっていたらほかの業務ができなくなるんで、気がついた時にちょっとやるくらいしかできないです。楽天市場のキャンペーンバナーの貼り替えがかなり大きな負担だったので、グリニッジさんのサービスを使ってみて、他社のシステムと比べてとても使いやすかったので導入を決めました。それと、自分でバナーを作って貼り付けるというシステムが気に入ってます。他社のシステムではなかった機能です。それとウルトラASPのガジェット、あれは使いやすいです。貼るだけなんで、すぐにできるんですよ。
そのほかで、よく使う機能などありますか。
商品ページの左側に商品リンクのバナーを貼るやつは、かなり気に入って使っています。
スライドバナーですね。レフトナビに入れて使用する。
これ、いいですね（笑）。Yahoo! ショッピングでは、かなりこれを使っていました。Yahoo! ショッピングが新ストアナビになって、今はこの機能が使えなくなくなってしまったので売り込みがしにくくなってしまった感はあります。
売れている気配を感じさせる
ページづくりには欠かせない
賑わいツール
ウルトラASPのほかに、今はらくらくーぽんのフォローメールも使っていただいていますよね。
以前から楽天さんに聞いていて、最初に設定さえすれば何もしなくていいというので、本当に何もしていません（笑）。それでも順調に稼働しているようで、レビューが増えているのは、あれが効いているのかもしれませんね。
まだまだ伸び代を感じるので、商品によってフォローメールの内容を変えたり、リピーターの購入回数によってメール内容を少し変えたりするだけで、さらにレビュー数が伸びると思うんですよね。
そういった提案やフォローが、毎回、本当に助かります。商品探しや仕入れから僕一人でやっているので、そういうところまで手が回らないんです。実店舗を持たずに、本当にネットだけでやっているので、そういう点では他の皆さんと少し違うかもしれないですね。ネット販売も今、だいぶ成熟してきて、昔みたいに商品を登録したらすぐに売れるということはなくなってきていて、やはりウルトラASPのようなシステムを使ってページのクオリティを上げていかないと商品が売れなくなってきています。画像やLPで決まってしまうところはありますからね。うちはサプリメントなど、扱っている商品が薬事法などにも関わってくるので、指摘が入れば必死で直さないといけない。だから、そっちの方にどうしても比重がかかってしまい、システムやクオリティの部分ではグリニッジさんに協力いただいて本当に助かっています。
お一人でやっていたり家族経営だったりすると、日々の更新というのはなかなか難しいですよね。
現実的ではないですね。クオリティを上げようと思ったら、誰かに頼まないとムリですね。
そこをウルトラASPでページ更新して、賑やかしの雰囲気を作れますからね。
売れてるような感じがしますよね。売れてる気配を感じさせるページが自分で作れるのはいいですね。うちは高級品を扱っているわけではないので、キレイなページを求めているわけではないですから。本当のクオリティっていったら、いわゆるキレイなページとかになるんでしょうけど、うちは賑やかで元気のあるイメージが作れたらそれでいいんです。
実際、サイトの作成にあまり詳しくない個人事業主の方などは、システムを入れるのがとても難しいと思っている気がするんですよね。
オリジナルでHTMLを作成できないですが、自動で作成されるHTMLを貼り付けるだけなんで素人でもできますよ。オリジナルとかは作ってもらって、あとは自分が貼りたい位置に貼るだけですからね。それだけわかれば、もうできます（笑）。あと、ウルトラASPの手放しスライドバナーは使いやすいと思います。自分でバナーを作成したら、すぐに表示させたいって思うじゃないですか。売れる商品のバナーを自分で作って、手間なしスライドバナーで手軽に貼れますよね。そういうのが一番、助かってます。
実は、以前よりもスライドバナーの使い勝手がよくなっているんです。前はURLを入力しないと画像を表示できなかったのですが、今はURLを入れなくても画像のドラッグで表示できるんです。
その辺が大きく違いますよね。楽天市場の画像ホルダーからURLを拾わなくてもいいっていうのが、他社のシステムに比べて使いやすいんです。そんなに高いものでもないですし、システムとかに詳しくない人は導入した方がいいと思いますね。スライドバナーや賑わいをつけるっていうのは他社でもあるけど、グリニッジさんのはそんなに重くないですしね。
いい商品を作りLPのクオリティを上げれば、
大企業とも戦える
サポート面など、グリニッジの印象を教えてください。
グリニッジさんの印象は、とてもいいですよ（笑）。サポートも手厚いですし、ウルトラASPや手間なしスライドバナーなど、システムも使いやすいです。日々の業務にも一番リンクしているので、私はやっぱり手間なしスライドバナーが一番気に入ってます。最初は楽天市場のバナーを回すために使い始めましたが、今は自分の作ったバナーをもっと回したいと思っています。
これからはいろいろと工夫しないと、売り方も難しくなってくると思いますね。
本当に、売り方も難しいし、コレだと思う商材がない。最近ネット販売でよく思うのが、みんながいいと思うものを狙わない方がいいのかなって。逆に、なんだこれ、売れるわけないやっていう方が目立ったりするんですよ。うちの「鼻だけマスク」っていう商品もそうですが、今、一生懸命かわいいマスクを作っても、大手もやってるから売れないですよ。でも、あの鼻だけのおかしなマスクを作ったら、逆にまだ動くんですよね。だから、万人受けっていうのは難しいところですね。ネット販売って店舗じゃないんで、コアな方がネットを使って探すものなんでね。
実店舗を持たずにネットだけだと、売り方に対する真剣さが違いますよね。
まあ、好きでやっているのでいいんですけどね（笑）。だから遊びと融合させないと。とにかくいい商品を作りたい、それしか考えてないですね。いいページを作る、クオリティを上げるっていうのも必要なんだけど、最初にいい商品がないと。それありきですから。売れない商品で、いくらキレイなページを作っても絶対売れない。だから、とにかくおもしろい商品を作るっていうのが一番の仕事です。その上で、私どものような個人企業が残るには、やっぱりLPのクオリティを上げてそれらしく見せないとっていうのはありますね。大企業と同じ土俵に乗れますからね、インターネットっていう世界では。
そうですよね。企業規模は関係ないですもんね。
関係ないです。ただ、家族経営だとお客さまの対応が難しくなることはあります。お客さまにとっては、ネット上で探していた商品を売っている会社の規模や大きさはわからないですからね。それでも、同じ土俵で戦える楽しさや可能性はあります。
本日はありがとうございました。
編集後記
楽天に出店してから10年。こんなに長く続くと思ってなかったと社長は仰っていましたが、いい商品を提供しようとする熱意や、どうしたらお客さまに伝わるかを常に考え、工夫されている姿勢こそが、これだけ長く続けられている理由なのだろうとお話を伺いながら感じました。
若杉社長、貴重なお時間ありがとうございました！
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
